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何が大変だったか?

イージーラップの開発で何が大変だったかというと、ノイズ対策です。

磁気センサーの出力などは、数mVという微小な電圧なのに、30cm離れたところでは、プラグが数万Vでバリバリやっているわけですから、ノイズ対策をしておかないとまともに動くわけがありません。開発当初は、磁石も無いのに2秒おきにラップを計測したり、10000回転以上回すと電源が落ちたりというところからのスタートでした。

あれやこれや対策をして大丈夫かというところでテストをしたところ違うマシンに載せるとボロボロ。よくよく調べてみると、プラグの抵抗入りと抵抗無しが大きく違うことが分かりました。これまでは抵抗入りのプラグを使っていたんですね。

発売を延期し、抵抗無しのプラグでも動くようにさらに改良をするわけですが、エンジンからのノイズは定量的に測れないところがつらいところです。回転数も違えば、ノイズの飛び込み方もまちまちで、適当な測定器もありません。結局1台のバイクに4〜5個のイージーラップを取り付けてスナッピングを繰り返し、誤動作の傾向を調べては改良の良し悪しを判断するということを繰り返しました。一日かけて考えた改良が、エンジン始動直後10秒でダメと分かることなどよくあることで、自分の中の対策の引き出しがだんだん少なくなってくると、緊張感も高まってきますが、何とか対策をすることができて発売にこぎつけることができました。

それまで正常に動いていたのに、誤動作が起きるようになったら、まずプラグとプラグキャップの接触を確認してください。最近はキャップとプラグのガイシが密着しないで、電極だけで固定するようなキャップもあるようですので、特に注意が必要です(振動で電極が削れることがあります)。極端な話、プラグキャップとプラグが電気的に接触していなくても、エンジンはかかったりします。そのような時に発生するノイズは強烈で、イージーラップに限らず、デジタルのCDIなど、他の電装パーツにも悪影響を及ぼす可能性があります。